星になって


心のドアを叩く音がした

胸に灯す火は大きく揺らいで

真っ暗い闇の誘いに耳を澄ましたら

星に手の届く丘を登って


滞った世界 背負った未来

でも見えない光

この街の明かりじゃ夜空見上げたって

光っているのは一番星だけ

込み上げた怒り 背負った傷み

でも消えない光

運命の羅針盤を信じたら

見つけられるのかな




偽りの中で探す「純粋」を

僕の存在意義を

誠実さの意味を

疑ってたんだ色々、人の心も

嘘の中にあるホントを教えて


明日への不安に 祈った夜に

弧を描いた光

君が目を瞑った一瞬で見失って

また次が来るのを待つけど

どんな暗い曇った未来でも

その綺麗な瞳に

運命の赤い糸を信じたら

いつか会えるのかな




僕が夢の中で告げられた啓示

持って生まれた星があると言うなら

占って下さい


滞った世界 背負った未来

でも見えない光

この街の明かりじゃ夜空見上げたって 

光っているのは一番星だけ

でも どんな暗い曇った未来にも

この願いが星になって

運命の羅針盤と行く先を照らすよ



幻想

慣れた景色に嫌気が差して

見慣れない街と人の喧騒へ

遮る水溜りを避けれずに踏み込んで

染みる泥水が乾かない


思い通りにいかないことが

理想と現実の境目

足掻いたって奇跡は起こらないんだろう

目には見えないものを信じる心が

間違った幻想を抱いて取り残されていた




このまま夢の中で物語を傍観していたいよ

眠りから覚めると追われる日々が待ってる

何もかも上手く回ってない


たまに僕は自分の言葉で

人生のハードルを上げて

行き辛くて荒んで腐っていたんだよ

今から誰かが世界を壊して

間違った幻想を見させてくれるのを待っている



夕日に照らされたブランコに座った

無駄に黄昏れてみた 笑わないで神様


握った手を解いてポケットにしまって

夜の道をただ歩いた



無駄になってしまった時間だけ

自分と向き合った時間で

孤独だって一時の気分転換だろう

目には見えないけど心で願うのは幻想で



思い通りにいかないことが

理想と現実の境目

足掻いたって奇跡は起こらないけど

目には見えないものを信じる心は間違ってなんかいないと僕は歌うんだ


見慣れた街の中で物語を想像していたいよ





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