あなたに何度も恋をして そのたびに 有頂天
どこにいようとも忘れない 二人なら 忘れない
あなたと何度も旅をして 振り向いて 手をつなぐ
どこへ行こうとも かまわない 二人ならどこへでも
あの丘の上へ二人
誰も知らないあの場所へ
この星の回る音を聞きに行こう
この星の回る音を聞きに行こう
あなたと何度も夢を見て そのたびに 浮かれてる
誰にも遠慮はもういりません 二人だけ 離れない
あなたと何度も抱き合って キスをして シャラララ
誰にも邪魔などさせません 二人だけ 離さない
あの丘の上で二人
誰も知らないあの場所で
この星の回る音を聞きに行こう
この星の回る音を聞きに行こう
日向の猫みたいに寝転んで
二人はじっと耳を澄ませてる
きっと聞こえる
きっと
あなたを何度も傷つけて そのたびに 傷ついて
駆け引きなんかはもういりません 誰かさん ご勝手に
あなたと何度も分け合って 喜びも 悲しみも
かけたりひいたりするよりも 分け合って 足し合って
あの丘の上へ二人
誰も知らないあの場所へ
この星の回る音を聞きに行こう
この星の回る音を聞きに行こう
淡く永い夢の途中で 古い駅にたどり着く
レインコートから雨がたれてる 白いため息を幾つか飲み込む
うんざりするような嫌な話から 目をそらしたまま諦める
レインコートはなかなか乾かない 誰かの涙を引きずってる
いらないものは風の中へ いらないものは風の中へ
もう返してしまおう
ほったらかしのおもちゃ箱に もう転がらない石がある
必要なものは結局のところ 手の届かない場所にはない
雨でゆがんでいるだけなんだ そう言い聞かせて歩く夜も
傘を差し出してくれるのは やっぱりいつも君だった
答えは全部風の中へ 答えは全部風の中へ
もう返してしまおう
淡く永い夢の終る頃 古い駅から旅に出る
レインコートはすっかり乾いて そこで夢から目が覚める
出来る事はもうそれ程無いから 迷うことも減ってゆく
レインコートを脱ぎ捨てて 乾いた黒土を踏みしめる
いらないものは風の中へ いらないものは風の中へ
もう返してしまおう
いらないものは風の中へ いらないものは風の中へ
もう返してしまおう